ファブラボ大掃除
今日は仕上がった図面をもとに材料を買い出しに行くことを計画している。
部品図をプリントアウトするためのプリンタはICTラボの中にあるそうなので連れて行ってもらう。
プリンタを使っていると子供が自分にも使わせてくれという。スティーブンに尋ねると、生徒は使えないとのこと。インクも貴重なのだろうか。
図面を持ってファブラボに戻るとなにやら机や椅子をひっくり返している。どうやら今日は年に2回ある大掃除の日なのだそうだ。自分のプロジェクトも彼らの助けなしには達成できないし、ファブラボを使わせていただいている身としても大掃除を手伝うことにする。
この大掃除で机の配置が結構変わった。部屋の入り口から3分の2くらいの位置までPC机が並べられているが、個人的には奥に押し込められているレーザーやモデラ、電子工作机をもっと余裕持って配置すればいいのにと思うところではある。
みんなで落花生を食べながら休憩
しかしガーナ人は陽気である。掃除もおしゃべりをしながらなので楽しそうだ。ファンティ語の会話についていけずにいると、 いま、キャプテン・プラネットというアニメのネタで盛り上がっていたと教えてくれた。先生や上級生は知っているが、若い子は知らないからついてこれないんだ、とのこと。自分より下の世代は知らないアニメというと赤ずきんチャチャとか魔方陣グルグルみたいなものか。どこの国でもTV番組でジェネレーションギャップを測るのはあるものですね。
掃除をしているとFabLab all over the worldと書かれたFabLabの広報用のようなシートが出てきた。ガーナで印刷したのかどうか定かではないが、こういう広報活動がMITってうまいなぁと感心した。
FabLab all over the worldを広げて
綺麗になったファブラボで、明日から作業を再開しよう。