ケニアでよく聞く英語
- Kindly: Pleaseと同義だが、こちらのほうが頻繁に使われる。お願いします、という意味で単体で使われることもある。
- Through the chair: 議長に発言許可を求めるときに使う
- All the protocols observed: 紳士淑女の皆さん、〜(中略)〜「その他ご列席のすべての皆様」というときに使う
- can be able to: canと同じ意味。冗長に感じるが、よく使われる。スワヒリ語に対応する言い回しがあるのか?
- instrumental: useful, helpful, handyよりもこちらの方を良く聞く。
思いついたら随時追記する。
KSA長官の表敬訪問
今月のはじめにケニア宇宙機関(KSA)の職員から突然電話がかかってきて、最近ロケット開発の調子はどうだ?新長官にまだ挨拶してなかったよな?と尋ねられた。そのまま表敬訪問がセッティングされ、お会いすることに。
長官の部屋で会談し、JKUATのメカトロの学生6名によるN-1ロケットの開発の成果の発表と、開発中のN-2ロケットについて説明を差し上げた。N-2ロケットの打ち上げを積極的にサポートしていただけるとのこと。帰り際に職員に言われたのは、Nakujaのロケット開発にKSAのスタッフを張り付けたいそうだ。今後連携を密にしていけるのが楽しみだ。
追記:なんと表敬訪問がウェブの記事になっていた。どういうチャンネルで記事が出るのか謎。ご丁寧に写真も載せてあり、びっくり。しかも大学の広報部のメーリスへの投稿で知るという。。何がどうつながっているのか。
KSA to Launch Locally-made Rocket in 2021 – Space in Africa (africanews.space)
NGOのAPDK訪問〜車椅子の電動化
工学部の同僚と一緒にNGOを訪問してきた。身体障害者向けの車椅子やトライサイクルを作っており、軽量化(アルミの利用)、コンパクト化(折りたたみ設計)、電動化、品質管理などに課題を抱えているとのこと。個人的には電動化に興味がある。以前にMITのチームが来てガソリンエンジンをくっつけて走らせるデモをやったが、ガソリンエンジンはニーズにそぐわないとのこと。中国から輸入したDCモータを見せてくれたが(24VDC, 4.5A)、3万〜4万シリングもするといっていた。現在調査中の誘導モータが使えるのではと期待している。
カビ取り業者
雨季で家のカビがひどい。洗い流しても塩素系洗剤で吹いてもまた出てくるので、カビ取り業者に連絡して掃除してもらうことにした。業者のお兄さんは家につくとPPEみたいな防護服を着て背中に消毒液を背負い、さながらゴーストバスターズみたいな様子だった。この時点ではこの後何が起こるのかを知る由もなかった。
結論から言うと、お兄さんはEM菌が入っていると称する褐色の液を部屋中・壁中・天井中にばらまき、拭き取りもせずに帰っていった。寝室が発酵したような匂いで充満しており、床はびしょ濡れである。風呂の電灯のスイッチには水が侵入して内部で回路がショートしており、触ると感電した。部屋を掃除するために呼んだはずが逆に汚され、あげくのはてに6千シリングを払うという始末。お兄さんが帰ってから一生懸命自分たちで部屋を掃除した。全く現実離れしている話だが、もはや笑い話にするしかない。