インターンの成果報告会

Nakuja project(ロケット)とJibebe(電気自動車)のインターンシップの報告会を実施した。今年はロケットで24名(JKUAT19名、KU2名、KSA3名)、電気自動車で12名のインターンを受け入れた。インターンに参加した学生たちは、1月から4月までの4ヶ月間、苦楽をともにした仲間たちと一緒にプレゼンテーションに臨む。

報告会のゲストとして、ロケットにはケニア宇宙機関(KSA)の長官、電気自動車には障害者向けの車椅子・トライサイクルを製造するNGO(APDK)のCEOを招待した。正直なところKSAの長官が来るとは思っていなかったが、突然出席するとの回答があり、学長室への報告やお茶菓子の手配などで、にわかに忙しくなったのだった。結局KSAの長官からは前日の夕方に連絡があり、都合がつかなくなったのでナンバー2(ダイレクター)を派遣すると伝えられた。当日は学長の都合もつかなくなったので、副学長が参加してくださった。

成果報告会での学生のプレゼンテーションは成功だった。ロケットについてはリハーサルを3回、電気自動車については2回行ったので、発表については特に心配していなかった。ロケットの方で良かったのは、KSAのダイレクターからN-2ロケットの打ち上げに関する支援とJKUATとの連携について積極的な言葉をもらえたこと、電気自動車については電動トライサイクルの製品化に向けて、大いなる期待を語ってもらったことだった。

とくにAPDKのCEOのスピーチは熱情的で、胸を動かされるものだった。宇宙という遠い夢を追うNakujaと、ケニアの障害者のサポートという地に足のついた問題解決を目指すJibebeに2本立てで取り組むことは、技術者として大変に面白いチャレンジであることを再確認した。

KSAからはドキュメンタリー撮影班が派遣されていた
最終発表会に参加する学生たち

09. 5月 2022
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