Monthly Archives for March 2021
大学の研究シーズのインキュベーション
JKUATで常々やりたいと思っていることの一つに、大学発ベンチャーを生むメカニズムの構築がある。大学には産学連携を担当する部署があるが、日本の大学のインキュベーションセンターのようなプログラムなどは提供されていない。 ちなみにKUという近くの大学にはインキュベーションセンターがあるので、どのような活動をしているかを見学させてもらおうと元同僚経由でアポをとっている。 ケニアでは卒業時の学生の就職率が低いが、大学で学んだ知識を生かして起業に結びつけることができれば一つの理想だと思う。有望な学生たちをどのように支援できるかを探るために、学内の学生ベンチャーの状況を調査することにした。起業準備中の学生1名にヒアリングをしてみたところ、芋づる式に起業中 or 起業志望の学生を紹介してもらえたので、今後の作戦を考えている。
留学セミナー
北海道大学のアフリカオフィスの方の招待で、日本の工学部での教育について短い紹介をさせていただいた。糸川英夫先生の例を引き合いに、工学における創造的なアイディアの重要性などについて話した。聞くところによれば聴衆の反応も良かったそうである。
事故に遭う
朝ティカロードでナイロビ方面に向かっていると、バイクが追突してきた。軽い衝撃とともに、部品が道路に散らばる様子が目に入る。姿勢を崩したバイクドライバーと一瞬目が遭うも、ドライバーは止まらずに逃走。当て逃げされる事故に遭った。 警察で事故のレポート(アブストラクト)を発行してもらい、保険会社にクレームを提出しに行った。警察署で会話していたケニア人いわく、バイク運転手が逃げて良かったね、とのこと。なんで?と聞き返すと、警察署でゴネて逆に金払えと言われたり、迷惑することも多いらしい。バイク運転手はライセンスを持っている人も少ないらしいので、事故時に逃げるのはきわめて一般的だと別のケニア人も言っていた。 さて、保険会社では窓口の人が修理業者からの見積もりがないと受付できないと勘違いしており、当日はクレームを受理してもらえなかった。事故状況の査定でやりとりしていた別の保険会社のスタッフのやりとりで窓口の人の勘違いが発覚し、後日改めてクレームを提出しにいった。どれくらい補償されるのだろうか。
ミネラルウォーター
とある事情でケニアで販売されているミネラルウォーターのフッ化物の含有量が気になったので調べてみた。 Brand mg/L Tree Top 0.02 Planet aqua 0.07 Maisha 0.22 aquamist 0.29 Grange park 0.42 Safari King 0.46 Highlands 0.5 Keringet 0.62 Mt. Kenyan 0.7 Waba 1.1 Aquaclear N/A 表. フッ化物含有量 ものによってかなりバラツキがある。 ちなみに水道水について。水道セクターの関係者からの情報によれば、ケニアやエチオピアは地下水のフッ化物の含有量が多いが、ナイロビの水道水は既定値に抑えられているとのことだった。
作戦開始〜キックオフミーティング
本日はインターンの学生6名を集めてキックオフミーティングを開催した。これから学生たちは各担当部門に別れて8週間を共に過ごすことになる。