Monthly Archives for May 2014

Macの故障

WindowsをBootcampMで動かしていたら、Macが起動しなくなった。 ここ最近で一番の受難かもしれない。 ダウンロードスピードが遅いのでOSのダウンロードに1日以上かかりそう。 VodafoneのSIMは5GBが上限なので、Mavericksダウンロード中にダウンロード切れる可能性があり、危険である。

20. May 2014
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計画変更と遠隔会議

朝は早起きするも、何となく体の疲れを感じる。 少し遅めの9:30頃にラボに着くと、生徒たちは結構集まっていた。さて、昨日の続きで3Dプリンタを組み立てる。 順調に作業を進めるも、台座を支える樹脂部品が2つ見当たらないとの指摘を受けた。今テッドに該当部品のSTLファイルがあるか聞いてみるから、Modelaで作るか、あるいはアクリル板で作れるように再設計することにして先に進もう、と伝える。しかし電装部品の組み立てに差し掛かった時、ステッピングモータのドライバ基板4つが無いと言われてしまう。これは困った。ドライバICはガーナでは手に入らないので輸入するしかないのだ。テッドにモータードライバの件を伝えると、今多忙とのことでPrusaキットを購入した先のセガを紹介してくれた。彼に現状を伝えると、パーツはeBayで買えるだろと言われてしまって困ったが(ガーナへの配送は出品者次第なので)、最初から欠品していた旨を伝えると送ってもらえることになった。到着まで1週間、2週間くらいかかるだろうか。組み立てワークショップは当初の計画を変更して、部品到着まで先送りになった。 正午が近づくとアブーからメッセージが入る。例のソーラーオーブンのプロジェクトの会議を始めたいけど準備はどう?と聞かれる。ミネソタは朝6時、早起きしてガーナにつないでくれた。ほどなくしてスティーブンがエマニュエル先生を連れてきてこちらも準備完了だ。 最初ハングアウトでつなぐと、アブーの画像は来るが、声が聞こえない。ダグラスがスカイプを使えというので切り替えてみる。アブーの声が聞こえてきた。ダグラスが”Small boy!”とアブーに呼びかけると、アブーが”Great!”と呼応した。言葉で言い表せないけど、なにか感動的な瞬間だった。 ほとんどの後輩たちはアブーを初めて見るようで、まずは自己紹介からだ。大先輩を前に、さっきまでのお調子は影を潜めて大人しく自己紹介を始める。ガーナとはいえ、かなりクリアに画像と音声が入ってくるものだなあ。 スカイプ会議の結果、このプロジェクトは1年がかりで進めていくこと、はじめの3ヶ月はフィールドワークとプロトタイピングで仕様を固めていくこと、などが話し合われた。 アブーとのミーティングが終わった後はスティーブンがチーム分けを行なう。1チーム2、3人の小数グループだが、これはフィールドワークにおいて動きやすい行動単位ということだろう。自分のチームだけ女の子がいないんですけど、と主張した男の子は面白かった。 さて、一息ついて、もしかして欠けていた部品が家にないかしらと家に戻ると、疲れが押し寄せてきてベッドに横になって昼寝をした。 睡眠時間は長く取っているはずだけど、逃げ場のない暑さによる発汗のせいだろうか、どれだけ寝ても疲れがたまっている感覚がある。 1時間ほど寝て昼ごはんを食べに行き、ファブラボに戻るとラボはもう閉まっていた。荷物が中にあるんだけどなあとスティーブンに電話しようとすると、近くにいた先生が、スティーブンが自分の荷物を持って出てくれたことを教えてくれた。家に戻るとスティーブンが出てきて荷物を手渡してくれる。スティーブンの家は自分の家の真上で、また何かあったらいつでも家に来てくれという。スティーブンの家は2家族でシェアしてるそうで、広かった。そういえば、ここ2日間水が出ないんだけど、スティーブンに尋ねると、どうやら停電の影響で水道会社のポンプが動いておらず、個々の建物全体に水が来ていないらしい。水がなくなったなら、自分のところで貯めてるのを貸してあげるよ、と満タンのポリタンクを自分の部屋まで持ってきてくれた。40lくらい入りそうなポリタンクからバケツに水を移しながら、毎日が震災後みたいだなあと思いを馳せるのであった。

17. May 2014
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3Dプリンタを組み立てる

朝は8時過ぎにルワンダチームが到着し、早々にラボの見学が始まった。 ラボを見学した後は、金属も切れる大型のレーザーカッターとCNCを持っているスピーカー会社を訪問する。 スピーカー会社には前回の訪問でもお世話になっていたが、社長の話はこれまであまり聞いたことが無かった。 今回は中を案内してくれたが、なかなか町工場の社長といった気質のおじさんである。 以前訪問した際との相違点として、CNCを使って回路基板を自作するようになったこと(以前はイギリスや中国から購入していた)、端材を使って子供用の製品(ジャングルジムのようなもの)、知育玩具(アルファベットの模型)などを製品として作り始めたことだ。 また、スピーカー自体のデザインにもマイナーチェンジが施されていた。 現状に満足せず、常に改善を続けるその飽くなき追究の態度には敬服すべきところがあった。 また最後に社長が放った言葉、 “We must start doing. Because we Africa must keep moving forward.” にはルワンダからの人々も感銘を受けたようだった。 ところでだが、同行していた日本人の方々の着眼点には驚かされた。 食事をしててもサッカーW杯のアフリカ出場国を全部言えたりとか、この町は空き家が多いですねとか、幹線道路の右側にしかスイカ売りの人が立ってなかったのはなんでだとか、ホテルの予約スケジュールがほぼ満室だったけど、石油会社の社員が泊まってるのかとか、港から出て行く鉱山資源のうち、ボーキサイトは精錬コストが高いからあまり需要無いだろうとか、住んでても気にもとめないことをどんどん質問してくる。 仕事の型みたいなものがあるんだろうか。彼らは職種的には個人業に近いと思うけど、どういう経緯でそういうフレームが形作られたのかは興味があるところだ。 アクラの地図を見ててコトカ空港から市内までの距離はどれくらいあるんだろうという話になった時は、「この地図は凡例がないな。ブリティッシュ・エアウェイズが747を入れてるから、滑走路は4000mリクワイア、アクラは標高高くないから3500と仮定してこの1ブロックは500m、、、」と延々とクイズを解いてるみたいだった。 各地の状況知っておくと、あとで色々と役に立つことがあるのだろう。 彼らがふとテレビに目をやった直後の「オバマも白髪増えたね」は象徴的な一言だったけど、観察力と洞察力を養うことは大事だな、と参考になった。 また、ルワンダ人とガーナ人はこちらからすると両者共アフリカ人だが、ルワンダ人の会話を聞いていると所々でガーナ人との違いが明らかになって面白い。 ホテルでは「エアコンがなくてファンだけだったけど、空気が循環するだけで涼しくならないじゃないか」、 レストランでは「辛いものが食べられないから唐辛子は抜いてくれ」「何?お茶を置いてない?」「ビールは温かいのを」 のように。 ルワンダ人がレストランでガーナ人のお姉さんを口説いていたのも興味深い光景だった。 さて、ルワンダからの視察団も大いに刺激を受けて帰ってもらったようだ。 今度9月にカンファレンスがあるようだから、そのタイミングで行けるかな。 さて、ラボに戻ると3Dプリンタの組み立てワークショップを開催した。 スティーブンになるべく生徒を巻き込んで欲しいという要望をもらっていたので、自分はなるべく手を動かさずに後ろから見ておくことにする。ほどなくアイザックとダグラスがリーダーシップをとって組み立てを指揮し始めた。生徒達は、2人の先輩の作業に色々と口を挟みながら組み立てに関わっている。キットは1つしかなくてみんなが組み立てられるわけではないので、こんな感じで進めて行けばいいだろう。 と、ここで問題が発生した。X,Y軸の組み立てが終わってフレームの組立てに移る際に、アクリルのカットパーツを一つ持ってきていないことに気づいたのだ。写真ではそのパーツは図示されていなかったので置いてきたが、後からテッドに聞いたところだと、自分たちが今組み立てているのは前のバージョンのため、その部品が必要らしい。 アクリルはラボにあるので、テッドにメッセージを送って該当部品のDXFファイルを送ってもらうことにする。日も暮れてきたので今日は解散ということにして、帰路に着いた。 家に着くと、また停電で電気が切れた。 さすがに連日のガイドは疲れたようで、ベッドに横になるとすぐに眠気がさして寝てしまった。 その後21時頃に電話が鳴っていることに気づく。知らない番号だから間違い電話っぽいし、眠いので切った。するとまたかかってくる。出てみると、電話口で誰かが話し合っている。スティーブンの声も聞こえるみたいだけど、寝ぼけていて状況がつかめず、しばらくして電話を切った。 … Continue reading

17. May 2014
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New Takoradiを訪問

今日の午前中はNew Takoradiを訪問しようと考えていた。 ラボに着くと、まだダグラスやスティーブンはいない。早速ラボを出てトロトロに乗り、タウンに向う。 You84のレストランで朝食を取りながらNew Takoradiの場所をGoogle mapで確認する。なるほど、道はほとんど図示されていないがPaa Grantのラウンドアバウトを東に向けて歩いて行けばたどり着くことが出来そうだ。Takoradiに暮らしていてもこの辺りはほとんど出歩くことがないので、どのようになっているのかは興味がある。 さて、マーケットサークルを奥まで歩いてラウンドアバウトに到着した。大型トラックが引っ切り無しに走っているが、これらは港から出入りするトラックだと思われる。 ラウンドアバウトから一歩入ると、道路は舗装されておらず、気が生い茂っていて湿度も高い。一気にアフリカの農村に入った感じがする。見下ろすと、焼畑だろうか、辺り一面が黒く焼きつくされている。 さて、線路の前に差し掛かると、一人のガーナ人が話しかけてきた。何か紙を出せと行っているようだが、何のことなのかわからない。 許可証のようなものが必要なのか、と困った顔をしていると、いいからいけ、と解放してくれた。 線路を渡ろうとすると驚きの光景が目に入ってきた。世界各地の例に漏れず、線路沿いにはスラムのような家々が立ち並んでいた。 労働者風情の5人位の男たちがじっとこちらを見ており、縄張りに入ったようで少し緊張した瞬間だった。 足を踏み入れることを少し躊躇するも、警戒しながら中へ入って行くことに。 やはりタコラディといっても色々なエリアがあり、この港町は全く違った景色を見せる。 うかつに注目を浴びることを避けるために残念ながら写真は撮れなかったが。 商店が立ち並ぶ小道を歩いていると、魚を焼くかまどが目に入ってきた。昨日ネットで見たようなレンガ造りで、上に網が乗っかっている。女性たちが魚を焼いているが、炎が立ち上っているようなことはない。 坂を上まで登りきり、海が見える方へ進んでいく。 声をかけてくる人々は最初は警戒したような面持ちだが、話してみるとフレンドリーだ。 声をかけてきた若者に、魚を買いたいんだけどと伝えると、電話してくるからここで待ってろと、休憩所の様な場所で待つことになる。 しばらくして彼が戻ってきた。彼の名はムシンというそうだ。下へ行こう、と海岸の方へ向かっていく。どうやら魚屋は多いわけではないようだ。海岸付近を奥へ奥へと進んでいく。 連れて行ってもらったのは、年配の女性が魚を売っている場所だった。 魚を買いたいというと、かまどにかかっているシートを取って魚を見せてもらった。一つの網に100匹程度の魚が置いてあり、網は3,4層に重ねてある。常温保存だけど、結構日持ちがするということだろう。シートはハエやら虫がつかないようにかぶせてあるようだ。 せっかく来たのに少ししか購入しなかったらおかしいだろうと思い、20セディで20匹を購入した。勿論自分では食べきれないので、ラボのみんなで分けることにしよう。 ムシンに礼を言って別れたが、彼はコミッションを要求してこなかった。純粋に付き添ってくれた、気のいい子だったということだ。 そういえば彼は、何でこんなところに一人で来たんだ、誰かにエスコートしてもらわないと大変だろうに、とも言っていた。 あまり観光客が来ないというのもあるのかもしれない。 さて、サークル周辺に戻ると、荷物を背負って炎天下を歩いたせいで、疲労が出てきた。 どうしてもこの周辺だと、ACがついているYou 84にこもることになる。 ラボに帰ると、スティーブンとダグラスがどこに行ってたの?と尋ねてきた。 New Takoradiに魚の調理を見に行ってたと言うと、スティーブンがスケジュールを合わせて一緒に行こうって言ってたじゃないか、と言う。ごめん、朝はラボにみんないなかったし、忙しそうだったからと言うと、あぁおかしいと笑っていた。 ちなみに魚はあとで家で食べてみたら、燻製というかでっかい煮干しみたいな感じだった。鱗をとらずに焼くっていうことにも驚く。栄養はありそう。こんなのを毎日食べてたらあのたくましい体つきになるのもうなづける。 今日の午後は日本人の方が一人と、ルワンダチームが来訪する予定がある。ラボで彼らを待つ傍ら、そういえば、とスティーブンに今日聞こうと思っていた、朝方ネットサーフィンをしていて見つけた話を思い出した。昨年あるグループがTTIを訪問してクアッドローターやArduinoのワークショップが開いたそうなのだが、それらは今どこに置かれているのかということだ。 スティーブンの答えは、予想を少し超えたものだった。スティーブンはその時期にクマシで研修を受けていて参加しなかったそうだが、実際それらのワークショップはほとんど形骸的なもので、実際に何か身につくようなものではなかったのことだ。つまり取られた写真はポーズだということである。 色々と詳しい話はあったのだが、基本的に筆者はこの手の話が好きではない。外部から何か適当な物を持ってきて、その内容を理解させずにワークショップと称するのは自己満足であって、教育的な刺激にはなるだろうが実用的な効果をもたらさないからだ。そもそもこの場合は内容すら無かったわけであるが。 自分が行なう3Dプリンタのワークショップは、生徒をちゃんと巻き込んで行なうものにするよ、とスティーブンに約束する。 さて、一人お客さんが来て帰って行き、その後ルワンダからの視察団を待っていると、だんだん日が暮れてきた。 学校の門の前でスティーブンと来客を待っていると、守衛のおじさんたちが話しかけてきた。 … Continue reading

17. May 2014
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バック・イン・T.T.I.

昨日は19時頃からうたた寝してしまった。 順調に蚊にさされてるので、そろそろ気を引き締めて対策していかないとやばそう。 さて、ホテルをチェックアウトして昼過ぎにT.T.Iに着いた。 ファブラボに着くと、いつもの奥のPC席にアイザックが座っていた。久しぶり、と声をかけ、再会を祝して抱き合う。覚えててもらっているのはうれしいものだ。FAB9どうだった?との会話から始まり、色々話していると、アイザックはアムステルダムのFAB6に参加していたことを知る。みんな割と海外経験あるんだな。3Dプリンタのキット(Prusa i3)を台湾から持ってきたよ、というと喜んでいた。 ラボには10名弱くらいの生徒が集まっていた。心持ちか女の子が多いように思える。(あとでスティーブンに聞いたら女学生が増えたとのこと。自動車科から2名、あとは電気科。調理科/服飾科じゃなくてエンジニアリングの学生っていうのが驚き。) しばらくするとスティーブンが、続いてダグラスがやってきた。去年の8月に会ってるからスティーブンは変わってない。ダグラスはまあ、いつもの軽いテンションで安心した。 スティーブンと今回の滞在について話をする。3Dプリンタのキットを持ってきたこと、農業機械のプロジェクトを計画していることをひと通り話すと、OK分かった、ちなみにこっちも手伝ってほしいことがあるんだけど、と現在走っているプロジェクトについて教えてくれる。 メインのプロジェクトは石油会社がCSR的な意味合いで持ちかけてきた話で、市場で売られているようなSmoked fishを、薪を燃やさずに作るオーブンを作れないか、との相談だった。T.T.I.側のブレストではソーラーパネルを使った電熱オーブンとか、フレネルレンズを使ったソーラーオーブンの案が出ているとのこと。アブーも協力していて、製作だけでなくユーザー調査も行なう、わりと大きな規模のプロジェクトだった。ちなみに筐体の製作は溶接科の担当で、FabLabはシステム構成と設計を担当するらしい。なんかこの役割分担には疑問が残るところではある。溶接科のコミット少なくない?下請けっぽいというか。 魚オーブンは面白そうなプロジェクトではあるけど、わりと色々なステークホルダーがからんでるので、足取りが重そうな印象もある。面白そうなので手伝いたいが、こっちの時間は限られているので、正攻法で攻めるか(彼らが望むものをそのまま作るのか)は少し考えたほうが良さそう。 あと、ロチェスター大学の一団が来月ソーラーエネルギー関連のワークショップのために訪問するとも聞いた。ロチェスター大学はニューヨークにある大学だと初めて知る。結構色んなところから話があるんだなあ。明日はルワンダから視察団が来ることもあるし。 スティーブンと話を終えるとダグラスが話しかけてきた。金属を検知する装置を作りたいと言うので、それって前回自分が作ったやつ(渦電流分離器)だよね?と聞くと、どうやら少し違うものを考えているらしい。回路図があるから、と見せてもらうとBFO Metal Detectorと書いてある。BFOはBeat Frequency Oscillatorの略で、うなり発振器というコイルを2つ使った回路だった。BFOは知らなかったけど、共振周波数を使って金属を探知することができるみたい。 ダグラスはアナログ回路好きだよなあと思いつつ、Arduinoで出来ないのかと調べていると、やはり作っていた人がいた。コードを読んだ感じだと、検出したい物体の周波数をマイコンに登録できるようで、こっちの方がシンプルかつフレキシブルである。これを作ってみようとダグラスと話す。あとで聞いたら、これも人からの頼まれごとっぽかった。作るのは構わないんだけど、最終的にプロダクトになり、産業につながるといいんだけどな。 夕方は6時前になると徐々に日も暮れてくる。ラボの後片付けをして、スティーブンと宿舎に向かった。 泊まっている宿舎の近くに差し掛かると、向かいの大きな家からエマニュエル先生が出てきた。そういえば前回来た時に、もうしばらくしたら副校長用の家に引っ越すと言ってたことを思い出す。 スティーブンと3人で外で話していると、いきなりエマニュエル先生の家の電気が切れた。 停電だ、とスティーブン。 計画停電は前回同様まだ続いていて、2,3日に一回4時間程度停電するようだ。前回は1日おきだったから、少し進歩したのかもしれない。 灯りはある?と聞かれたので、持ってないからそのへんで買ってくるよと言うと、スティーブンがちょっと待ってて、と家からLEDランタンを持って来てくれた。 なんともはや、ガーナに戻ってきたなあという感覚だ。わかってはいるけど、仕事がたまってる時にこれはきついなあ。バックパッカーなら呑気に飲みにでも出かければいいものなんだけど。 さて、家に戻ると、直ちに蚊取り線香を設置することに。 そして蛇口をひねると水が出ない。断水らしい。シーリングファンも回らないし、真っ暗だし、どうしたものかなと、とりあえずベッドに横になる。 とりあえずPCは充電しててバッテリが残ってるので、ブログを更新することに。 暗闇の中でキーボードを叩いていたら、ほどなくして電気が復旧した。こんなに復旧早いんだ、と少し驚きである。遠くから子どもたちの歓声が聞こえてくる。電気って当たり前だと思ってるけど、本来は歓声が上がるくらい大切なものってことか。

14. May 2014
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