駐車料をぼったくられる
土曜の朝買い物にでかけて最後に寄ったウエストゲートで事件は起きた。カルフールで買い物しているとドライバーから電話がかかってきた。係員に駐車料金を払えと催促されたので*647#をコールして手続きに従って払ってくれとのこと。わかったといって電話を切ったが、代金が200シリングと一般的な料金の4倍くらい高いことに疑問を持った。再度ドライバーにかけ直し、ウエストゲートの駐車場に止めたんだよね?と確認するとそうだと言う。なぜか早く払わないといけない理由があるらしいので、伝えられた番号にコールして手続きを進めようとすると、3,000シリングという請求額がでてきた。どう考えてもおかしい金額だし、ナンバープレートを入力せよというダイアログで数字を入力させるキーパッドが起動してしまってナンバープレートのアルファベットを入力できない。ドライバーに不具合で払えない旨を伝え、駐車場の現地で払うことにした。
その後レジで支払いをしていると、レシートとは別にバーコードのついた紙をくれた。これを機械でスキャンすれば駐車料金が無料になるらしい。買い物して駐車料金が無料になるのなら200シリングを急いで払わないといけなかった理由はいったい何なのだろうか。ドライバーに連絡すると、車を動かせないので徒歩でくるとのこと。ウエストゲートの構内ではなく向かいの駐車場に止めたらしい。歩いて駐車場に到着すると、黄色いベストを来た係員の女性がいる。
(経緯が長くなって書ききれないので結論のまとめ)
- 駐車場はウエストゲートではなくカウンティの所有だった。駐車無料バーコードは使えなかった。
- 駐車後30分以内に200シリングをMpesaで払う必要がある。現金は受け付けない。払わないとタイヤをチェーンでロックする。買い物を終えて駐車場に戻ってきた時点でほとんど残り時間はなかった。
- Mpesaで払うプロセスで車のナンバーを入力しないといけないが、システムのバグでキーパッドが表示されてしまいアルファベットが入力できない。おばさんにシステムがバグっていて払えない旨を伝えると、お前は嘘を伝えて時間を引き延ばそうとしていると、取りあってくれない。本当だから話を聞いてくれと押し問答をしているうちに駐車から30分が経過してしまい、延滞料金の2000シリングが追加された。
- 駐車料金徴収のおばさんは停める人たちに終始喧嘩を売っていた。おばさんからの執拗な罵倒にキレて運転席から飛び出し、つかみかかろうとした若いケニア人男性は料金を払わず解放されていた。
- そもそもこのおばさんは本物の職員なのか?周囲の人をつかまえては罵倒を繰り返すなど、まともな勤め人の対応ではないだろう。ウェストゲートまで戻って警備員に助けを求めに行くと、うちの管轄ではないからと一蹴された。
- 結局駐車場の近くにいたインド人っぽい人たちに頼んで彼らの携帯からMpesaで2200シリングを代理で送金してもらい、同額を現金で彼らに渡した。彼らの携帯だとアルファベットは入力できていた。携帯の機種がシステムに対応してないから罰金を払わされるというのは全く納得がいかない。なぜシステムの不具合のつけをユーザが払わされないといけないのか、意味がわからない。
- 後で調べてみた感じだと、おばさんが本物の雇われスタッフであることは間違いなさそうだが、対応がメチャクチャなので気をつけたほうがいい。