2019年の抱負
一年の計は元旦にありということで、抱負を。
今年の目標は、なんといっても自分から動いていくことに尽きる。
せっかく自分に任せられる裁量の大きいチャンスをつかんだのだから、JKUATを拠点として面白いことを仕掛けていきたい。
あとは近年、仕事や育児が忙しいために興味の範囲を広げることがおろそかになっている気がするので、余裕を持って色々なことを吸収していきたい。
- 雑多に思いつくことを羅列:読書(漫画)、料理、自転車や車などの機械いじり、仏語(DELF)、家庭菜園、服づくり、作曲、歴史、天文、アウトドア
あとは発信を増やすこと。このブログもそうだし、Twitterも活用しようかな。
2018年の振り返り
2018年を総括すると、次の仕事先であるケニアに移行する過渡期だったと思う。
メインの仕事である慶応での研究では、在籍していた3年半の集大成となるPynquinoを提案し、企業との共同研究を通してProof of conceptとなる3Dプリンタのコントローラを開発した。
- 1個から個別製造できる複合装置を開発、筐体の3Dプリントから基板実装まで (2/2) FPGAをArduinoのように使いやすく
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1808/31/news074_2.html - 多様な現場の要求に応じて 3Dプリンタを柔軟に拡張できる制御システムを開発
https://www.sfc.keio.ac.jp/news/013060.html
Pynquinoは深層学習、画像処理が引き続き発展していくこれから数年で、ロボティクスとの融合という観点から重要な技術になるのではと期待している。
ジョモ・ケニヤッタ農工大学におけるJICAプロジェクトでの技術指導では、2月と9月にものづくりセンターでの指導を行い、大学院生の講義も担当した。
- Digital Fabrication Technology Training at iPIC
http://jkuat.ac.ke/projects/africa-ai-japan/digital-fabrication-technology-training-ipic/ - JKUAT Mechatronic Engineering students taught by Adjunct Associate Professor
http://jkuat.ac.ke/projects/africa-ai-japan/jkuat-mechatronic-engineering-students-taught-by-adjunct-associate-professor
学生や教員の好意的な反応を見たことで、自分が必要とされていることを実感することができ、赴任に向けての自信となった。
ルワンダでのJICAプロジェクトの仕事は、なかなかに忘れられない経験だった。
カウンターパートの要求に臨機応変に応えていく必要があるなかで、こちらの思惑と異なる事態に直面し、開発支援のプロジェクトの難しさを初めて実感した体験となった。この問題はこれからも(ケニアに行っても)長く向き合っていくものだと思う。
ファブラボ会議であるFAN4、FAB14も参加することができ、新しい出会いもあった。このイベントに参加するといつも感じるのは、自分がコミットしているアフリカの活動と、表でやっている研究の仕事の乖離から生じるもどかしさである。慶応での研究は予算面も含めて自由にできるという意味で恵まれた環境ではあったが、究極的に自分がやろうとしているのはアフリカという地域に根ざした活動である。来年からいよいよアフリカに根ざした生活が始まり、ここ数年感じていた心境に区切りをつけられたのは、良かったと思う。
プライベートでは、家族でヨーロッパ旅行をすることができ、思い出に残る良い旅となった。
ダカールでドローン購入
ダカールでドローンを購入できる店を探し中
Macandmore
https://web.facebook.com/macandmoresn/
DJI mavic proが850,000フラン(17万円)
Dakariumで譲ってくれる人が見つかった。
断水?とうっかりミス
朝起きるとトイレの水が流れない。
ダカールでは断水もあると聞いていたので、早速断水かと思い、あらかじめ10Lのペットボトルに備蓄していた水をタンクに補充する。
すると、手を滑らせてタンクのふたを落としてしまい、ほうろうの蓋の左端が欠けてしまった。
次の日に水道修理工に来てもらうと、接着剤で修理するとのことだった。他にも注水部の継ぎ手とフラッシュバルブのプラスチック部分の修理も必要で、修理費は合計18,000CFAだった。
今日の格言
アフリカではものはすぐ壊れるが、すぐ治る。そしてまた壊れる。
セネガルの保育園
今日はワッカム周辺にある保育園の下見に行ってきた。
行ったのは、
1) Square Des Tout-Petits De Ouakamの正面の保育園
2) モスケ・シテ・アソンブレの近くにある保育園 ベテルアカデミー
両方ともわりとローカルだが、bilingueをうたっており、フランス語と英語のレッスンがあるとのこと。
1) 民家を改修して作ったような感じのこじんまりとした保育園。園長先生は素敵な女性だった。
登録料 35,000CFA / 子供1人あたり
1歳児クラス保育料 45,000CFA(食事付き)
3歳児クラス保育料(2.5歳はこっち)45,000CFA(食事付き)
時間は7時から17:45くらいまで。食事は園内で調理している。
1才児は祝日でも預けられるが、2,3歳児は別料金となる。
2) 学校と保育園を同時に提供している(横浜の中華学院/中華保育園みたいな感じか)
時間は8h~8h30から13hまで。ランチを持参するか購入(毎月15,000CFA)することで、16hまで見てくれる(1歳児は食事は持参したほうがベターとのこと)。さらに延長料金を払って預けることもできる。
英語の専属の先生がいた。英語が通じるので奥さん的にはこっちのほうが安心かも。連絡帳で日々のやり取りを行う。
クリスマス休暇は一週間程度。オプション料金で預けることが可能。
登録料 25,000CFA / 子供1人あたり
1歳児クラス保育料 40,000CFA
3歳児クラス保育料(2.5歳は希望すればこっちでも良いらしい)30,000CFA
フランス語は話せる?それとも英語だけ?と聞かれた。日本語だけですと答えると、わあ、と笑っていた。