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メディア取材
メディア取材と言っても自分の取材ではなく、現地の新聞社によるJKUATの先生方のインタビューがありました。フィールド視察にご一緒して色々見せてもらいました。 以下は園芸の先生がやっているFertigation(Fertilizer+Irrigation)のシステム。土壌の水分をモニタリングし、既定値に収まるように点滴灌漑で制御している。ここではトマトを育てており、カルシウムが生育に与える影響を調査している。 組織培養のラボもみせてもらった。JKUATは従来からこの分野で有名であり、特にバナナについては組織培養によって耐病性の種子を育成し、外部に販売している。種子販売で得られた利益は大学に還元されるので、三方よしといえる。担当している先生は現在馬鈴薯の種子の育成に取り組んでいる。
NHK World
先月インタビューを受けた番組が放送された。 Side by side: Conquering COVID-19: Uganda & Kenya https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/ondemand/video/2037067/ 映像で見て初めて実感した現在のケニアの様子も多かった 実際ケニアのバスの前の検温、街中の手洗い 人工呼吸器の開発の様子(PCBや3Dプリント部品、CNC旋盤での軸加工) オンエアされた自分のインタビュー部分については、30分足らずのインタビューだったので、どのコメントを使うのかは正直わからなかったが、想定の範囲ではあった。自らが主導してプロトタイプを作り上げたケニア人の同僚を称賛することができたのはよかった。あと、ちゃんと3Dプリンタが映っていたのは良かった(笑)
オンライン講義での試行錯誤
先日始まったケニアの大学PAUSTIにおけるオンライン講義ですが、色々と試行錯誤が続いています。 第2週では前週の3D CADによるモデリングに続いて、PCB CADを用いたプリント基板の設計についての講義を実施しました。
テストの準備
準備も合わせると間に合わない。。 5%を払い戻すとのツイート。 反対する学生のツイートがぶらさがっている。請願も始まっている模様。 Piazzaでのコミュニケーションも進んできた。良い流れ。
オンライン講義はじまる
日本の多くの大学では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でオンライン講義が実施されていますが、アフリカでも同様の状況が生じています。 筆者は普段はケニアの国立ジョモ・ケニヤッタ農工大学(JKUAT)に勤務していますが、COVID-19の影響で日本に一時帰国しています。JKUATではメカトロニクス工学専攻の修士課程を対象としたCAD/CAMの講義を担当しており、PAUSTIの大学院でも製品設計に関する講義を担当しています。PAUSTIとは正式名称をPan African University Institute for Basic Sciences, Technology and Innovationといって、アフリカ連合が設立した大学院大学PAUの一端を担っています。 このPAUSTIの講義が2020年の3月から授業が始まる予定だったのですが、同時期にケニア国内の大学を含む全ての学校がCOVID-19のために閉鎖となってしまいました。現時点では9月1日の大学再開を目指して準備が進んでいるそうですが、このたび遠隔にて授業を行うことになりました。