ゆっくりと過ごす日曜日
小旅行を終えた今日は完全休養日。
スイッチをONにするとジジジ…とショートしているような音がする。しばらくすると音が止んで電灯が点くようになるので、アリの巣を焼いているのだろう。
スイッチに侵入するアリの行列
これはガーナ人はどうやって対処しているのだろうか?明日聞いてみることにしよう。
午前中は調べ物やメール作業をしていた。久々にニュースを見たら中国のデモが騒動になっているようだ。11月末に北京に行くかもしれないので情勢が気になる。
また、ふと思い立ってガーナ音楽について調べてみた。Ghana Music Awardというサイトから歌手名を探していると、Philipi Baafaというゴスペルの女性歌手が気に入った。こういう音楽がよくトロトロでかかっている。西アフリカの打楽器の音色、ギニア湾沿岸部独特のリズム、さらにキリスト教色のかかったゴスペルアレンジには心やすらぐ。大学生の頃は世界中を一人で旅して回って現地人におすすめの歌手を尋ねてはCDをかき集めていたなあと懐かしい。UKロックとアメリカのポップスだけが洋楽ではないと自分に教えてくれたのはタイ音楽だった。ネパールのナガルコットでは、ハードロックが国境を超えることを知った。自分がVan HalenのPanamaをギターで弾き、ネパール人はAC/DCのBack in Blackを弾き返す、という夜のセッションの記憶が蘇る。
午後はラボで作業しようとエマニュエル先生から鍵を借りていたが、 旅の疲れもあって昼寝をしたことや、色々と調べ物やメール作業などをしていたら時間がたってしまった。
プロジェクトも終盤に差し掛かり、アウトプットの仕上げに向けて考えをめぐらせる。まずは今回達成したことと、得たものを整理することが必要だ。その上で今後の方針について考える。
日本を離れた間だけで、ちょっとした状況認識の変化もあった。Fab8のレポートを読んでいると、世界中でのFabLabの広がりを再認識する。CBAのページを見ていてこんなにもたくさんの場所にあるのかと驚く一方、どんどん面白いことができそうだと期待を抱く。
ちょっとした偶然から新しい展望も見えつつある。思いついたことは全て試してみるのが得策だ。