Monthly Archives for February 2015
停電からのリゾートホテル
2/22 (Sun) ・電気と水がありえないほど来ないのでリゾートホテルで一時的に過ごすことに ・快適な環境で作業がはかどる ・CNNを観ていたら今ガーナは歴史的な電力不足(energy crisis)らしい(現地語ではドゥムソ・ドゥムソと言う) ボルタ川から流入する世界最大級のアコソンボダムの水位が低下していることや、ナイジェリアからのガスパイプラインによるガス供給が滞っていることが主な原因らしい ・鉱山業界でもレイオフが進んでおり、産業界からの圧力も強まっている ・電力改善を求める大規模なデモも起こっている この問題を解決できない場合、与党NDCは来年の総選挙での敗退を免れないとの見方が強い
風邪でダウン
2/21 (Sat) 風邪でダウン 寝て体調を立て直すことに
そういうこともある
・早朝電気が来た ・モータドライバを実装した ・ネットでデータシートを検索しようと思ったらWi-Fiルーターが見当たらない ラボの人も手分けして手伝ってくれて探すと、何と生徒(FabLabメンバーではない)のかばんの中から出てきた ・副校長が飛んで出てきて該当の生徒を問いただすと、青ざめた顔で”Sir, please. I don’t know that….” とかすれ声で何度もつぶやいていた。 ・彼はルーターを持たされた状態で顔写真を撮影され、両親に連絡が行くことに。この辺のフローは日本の万引き通報と一緒なんだなと感心した。 ・バングラデシュでお手伝いを雇っていた時も、子供が財布から金を抜き取ることは日常茶飯事だったが、こういうのはなかなかやるせない。 ・この件は教員内のWhat’s upグループ(LINEグループではないとこが面白い)で共有されることになった ・機械科と筐体の加工を相談した結果、再設計をすることに 土日は製図に充てようと思う ・実は気づいてたけど風邪をひいたらしい 4℃のトルコから32℃のガーナへの移動はさすがにきつかったか 潜伏期間を考えるとマラリアではないと思われる
ガーナに帰還
一昨日アクラに到着し、タコラディのマーケットサークル周辺のホテルから書いています。 9ヶ月ぶりのガーナはそこまで変わった印象は受けなかった。 3年前の3月に来た時はもっと暑かったような気がしたが、まだ2月なのでこれから更に熱くなるのかもしれない。 そういえばコトカ空港の内部は少し変わっており、改善されていたと思う。 ジグザグに配置されていたブースは見通しが良くなり、金の無心がしにくくなっている様に思えた。 エボラ対策で検疫は強化されており、白衣を来たドクターのような人がサーモグラフィで一人ずつ体温チェックをしていた。 アクラでは今回もJICAの方にお世話になった。9ヶ月しか経っていないのに、娘さんが見違えるように言葉を話していた。人間の言語能力の獲得プロセスは興味深い。 今日から張り切って動いていこうと思う。
FabLabガーナへ
・FabLabガーナへ移動 メンバーと再会 ・いっつもは握手だが、今回はハグしてくれたことに感動する ちなみにガーナ流のハグは独特である ・水が絶望的に来ない 風呂はバケツに組んだ水を頭からかぶる感じ ・電気が絶望的に来ない 今日は一日中電気がなかった ラボの発電機(3年前に青木が寄贈したもの)を使うも、サージ電流防止のスタビライザが故障してるようで、途中で電流が来なくなった 電気は明朝6時(今)に復旧したが、いつまで持つかわからない ・個人電源としてインバータと大容量バッテリを購入することを考える 一応ラボのUPSを貸してもらった ・飲料水はビニール袋のパックに小分けされたものを飲む 15リットルで100円 ・その15lの水を担いで歩いてると、すれ違いの学生が持ってくれて家まで運んでくれた ガーナ・ホスピタリティ ・夜暗くてわかんないだろうと思って守衛さんに挨拶せずに通り過ぎようとしたら怒られた。常に誰かに見られているので気が抜けない ・機械科のクロード先生と筐体の製作について話し合う 亜鉛めっき鋼を機械化のワークショップで加工して作ろうという話になった ・フフの臼と杵をマーケットサークルに買いに行った 領収書くださいというと、「この市場では領収書なんか出さないよ。欲しかったらスーパーに行きな」と言われた。これがガーナの伝統的な商慣習である。 ・フフの杵を担いで街を歩いていたら、「チャイナマン!お前フフをつくのか?」と30人位に立て続けに言われた。同行していたラティーフが見かねて、「お前が杵を持ってるとみんなから話しかけられてめんどくさい」と、自分から杵を取った ・明日電気が復旧したら速攻でラボにいってハンダづけをすることにする