CNCのhuman machine interface

今日も今日とて二手にわかれて旋盤加工。二人は工房の汎用旋盤でチャンバーを加工、残りはiPICでCNC旋盤を使ってノズルとチャンバーヘッドの加工。

iPICのCNC旋盤はハードウェアは良いのだが、ソフトウェアに難点がある。自分も学生も毎回使い方を忘れるのは、さすがに構造的な問題があると言わざるを得ない。

また真っ先に改善できると思われるのが、CNCのジョグである。なんとキーボードを使って操作を行っている。これはさすがにひどいので、取り急ぎコントローラを作ってみようと思った。

CNCのジョグをキーボードで行っている

ジョグを行うコントローラのアイディアだが、USBのHID機能を持つArduino(Leonardoとか)を使うとキーボードをエミュレートしたデバイスを作ることができる。たとえば昔こういうのを作ったことがある。

プッシュボタンを押すとWebcamでの映像の録画が始まるガジェット

試しにArduino Dueでキーボードデバイスを作ってみたらCNCが動かせた。

Arduino Dueとタクトスイッチで作るキーボードエミュレータ

あとはPCB基板と3Dプリンタでケースを作ろうか、と思ったところで気づいたのだが、PS3コントローラを使えばもっと簡単である。持ち去られないように注意は必要だが。

16. February 2021
Categories: JKUAT/PAUSTI, Nakuja project | Leave a comment

Leave a Reply

Required fields are marked *


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.