NC旋盤と3Dプリンタ

大学の研究に用いる機材としてNC旋盤と3Dプリンタの導入を検討している。なかなか仕様の作成が大変で、いくつか候補を選定する必要があるのだが、複数の同等機種を特定するのはなかなか骨が折れる。そういえばと思い、10年ほど前に機械メーカーを訪問したときに知り合った友人に連絡してみた。彼は自分が出会った初めての工作機械マニアである。ローランドのモデラを購入したときに研究室に指導に来てもらったことを思い出した。

3Dプリンタのほうは、カーボンファイバー、グラスファイバー、ケブラーなどの素材をプリントできるものを検討している。これは同僚の先生と進めている3Dプリント研究グループでの活用を想定している。彼は最近試験委員という名の雑用から外れ、また今学期は担当講義も少ないため、研究の時間がかなりとれているようである。これが本来あるべき姿とは思うが、ケニアの大学の雑務の多さには驚くばかりである。この機に産業界のパートナーを見つけることができれば、研究が大きく進展するのではないかと期待している。

12. February 2021
Categories: JKUAT/PAUSTI | Leave a comment

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