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タコラディへ移動

2/18 移動日 アクラータコラディ陸路移動 ・エボラ熱への対策として人が集まる施設では消毒液が置かれている ただし使ってる人はあまりいない(そういえば空港での検疫も強化されてた) ・首都では物価が上がっている セディ安の影響もあるとのこと(両替したら1ドル=3.4セディだった 9ヶ月前は2.95セディ付近) ・アクラの不動産は売り手市場 賃貸の家賃相場はだいたいミニマムで月2,000ドルくらい しかも1年契約先払いなので、最低でも契約時に250万円払う必要がある この家賃でも水が出なかったり電気が来なかったりするからすごい ・西アフリカでは一般に車は定員まで乗客が揃ってから発車する 慣れて気にしてなかったけど2時間何もせずに車内で待つのは意味が無いので、今後は国内移動は飛行機にする ・タコラディに帰還した 4回目なのでかなり落ち着く アクラにも増して停電はひどそうだった 水無しの生活が予想されるので明日はバケツの調達から始める 夕日が綺麗だった

18. February 2015
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ガーナに安着

2/17 ガーナに安着 ・お世話になっているJICA職員と再会 ・首都アクラの停電がひどい 計画停電のパターンは24h停電-12h送電-12h停電 ・送電はもはやオプションであり、ひどいときは首都に全く電気が供給されない ・支払いを履行しない政府に業を煮やした配電公社が国会への電力供給を停止する有様

15. February 2015
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Macの故障

WindowsをBootcampMで動かしていたら、Macが起動しなくなった。 ここ最近で一番の受難かもしれない。 ダウンロードスピードが遅いのでOSのダウンロードに1日以上かかりそう。 VodafoneのSIMは5GBが上限なので、Mavericksダウンロード中にダウンロード切れる可能性があり、危険である。

20. May 2014
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計画変更と遠隔会議

朝は早起きするも、何となく体の疲れを感じる。 少し遅めの9:30頃にラボに着くと、生徒たちは結構集まっていた。さて、昨日の続きで3Dプリンタを組み立てる。 順調に作業を進めるも、台座を支える樹脂部品が2つ見当たらないとの指摘を受けた。今テッドに該当部品のSTLファイルがあるか聞いてみるから、Modelaで作るか、あるいはアクリル板で作れるように再設計することにして先に進もう、と伝える。しかし電装部品の組み立てに差し掛かった時、ステッピングモータのドライバ基板4つが無いと言われてしまう。これは困った。ドライバICはガーナでは手に入らないので輸入するしかないのだ。テッドにモータードライバの件を伝えると、今多忙とのことでPrusaキットを購入した先のセガを紹介してくれた。彼に現状を伝えると、パーツはeBayで買えるだろと言われてしまって困ったが(ガーナへの配送は出品者次第なので)、最初から欠品していた旨を伝えると送ってもらえることになった。到着まで1週間、2週間くらいかかるだろうか。組み立てワークショップは当初の計画を変更して、部品到着まで先送りになった。 正午が近づくとアブーからメッセージが入る。例のソーラーオーブンのプロジェクトの会議を始めたいけど準備はどう?と聞かれる。ミネソタは朝6時、早起きしてガーナにつないでくれた。ほどなくしてスティーブンがエマニュエル先生を連れてきてこちらも準備完了だ。 最初ハングアウトでつなぐと、アブーの画像は来るが、声が聞こえない。ダグラスがスカイプを使えというので切り替えてみる。アブーの声が聞こえてきた。ダグラスが”Small boy!”とアブーに呼びかけると、アブーが”Great!”と呼応した。言葉で言い表せないけど、なにか感動的な瞬間だった。 ほとんどの後輩たちはアブーを初めて見るようで、まずは自己紹介からだ。大先輩を前に、さっきまでのお調子は影を潜めて大人しく自己紹介を始める。ガーナとはいえ、かなりクリアに画像と音声が入ってくるものだなあ。 スカイプ会議の結果、このプロジェクトは1年がかりで進めていくこと、はじめの3ヶ月はフィールドワークとプロトタイピングで仕様を固めていくこと、などが話し合われた。 アブーとのミーティングが終わった後はスティーブンがチーム分けを行なう。1チーム2、3人の小数グループだが、これはフィールドワークにおいて動きやすい行動単位ということだろう。自分のチームだけ女の子がいないんですけど、と主張した男の子は面白かった。 さて、一息ついて、もしかして欠けていた部品が家にないかしらと家に戻ると、疲れが押し寄せてきてベッドに横になって昼寝をした。 睡眠時間は長く取っているはずだけど、逃げ場のない暑さによる発汗のせいだろうか、どれだけ寝ても疲れがたまっている感覚がある。 1時間ほど寝て昼ごはんを食べに行き、ファブラボに戻るとラボはもう閉まっていた。荷物が中にあるんだけどなあとスティーブンに電話しようとすると、近くにいた先生が、スティーブンが自分の荷物を持って出てくれたことを教えてくれた。家に戻るとスティーブンが出てきて荷物を手渡してくれる。スティーブンの家は自分の家の真上で、また何かあったらいつでも家に来てくれという。スティーブンの家は2家族でシェアしてるそうで、広かった。そういえば、ここ2日間水が出ないんだけど、スティーブンに尋ねると、どうやら停電の影響で水道会社のポンプが動いておらず、個々の建物全体に水が来ていないらしい。水がなくなったなら、自分のところで貯めてるのを貸してあげるよ、と満タンのポリタンクを自分の部屋まで持ってきてくれた。40lくらい入りそうなポリタンクからバケツに水を移しながら、毎日が震災後みたいだなあと思いを馳せるのであった。

17. May 2014
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3Dプリンタを組み立てる

朝は8時過ぎにルワンダチームが到着し、早々にラボの見学が始まった。 ラボを見学した後は、金属も切れる大型のレーザーカッターとCNCを持っているスピーカー会社を訪問する。 スピーカー会社には前回の訪問でもお世話になっていたが、社長の話はこれまであまり聞いたことが無かった。 今回は中を案内してくれたが、なかなか町工場の社長といった気質のおじさんである。 以前訪問した際との相違点として、CNCを使って回路基板を自作するようになったこと(以前はイギリスや中国から購入していた)、端材を使って子供用の製品(ジャングルジムのようなもの)、知育玩具(アルファベットの模型)などを製品として作り始めたことだ。 また、スピーカー自体のデザインにもマイナーチェンジが施されていた。 現状に満足せず、常に改善を続けるその飽くなき追究の態度には敬服すべきところがあった。 また最後に社長が放った言葉、 “We must start doing. Because we Africa must keep moving forward.” にはルワンダからの人々も感銘を受けたようだった。 ところでだが、同行していた日本人の方々の着眼点には驚かされた。 食事をしててもサッカーW杯のアフリカ出場国を全部言えたりとか、この町は空き家が多いですねとか、幹線道路の右側にしかスイカ売りの人が立ってなかったのはなんでだとか、ホテルの予約スケジュールがほぼ満室だったけど、石油会社の社員が泊まってるのかとか、港から出て行く鉱山資源のうち、ボーキサイトは精錬コストが高いからあまり需要無いだろうとか、住んでても気にもとめないことをどんどん質問してくる。 仕事の型みたいなものがあるんだろうか。彼らは職種的には個人業に近いと思うけど、どういう経緯でそういうフレームが形作られたのかは興味があるところだ。 アクラの地図を見ててコトカ空港から市内までの距離はどれくらいあるんだろうという話になった時は、「この地図は凡例がないな。ブリティッシュ・エアウェイズが747を入れてるから、滑走路は4000mリクワイア、アクラは標高高くないから3500と仮定してこの1ブロックは500m、、、」と延々とクイズを解いてるみたいだった。 各地の状況知っておくと、あとで色々と役に立つことがあるのだろう。 彼らがふとテレビに目をやった直後の「オバマも白髪増えたね」は象徴的な一言だったけど、観察力と洞察力を養うことは大事だな、と参考になった。 また、ルワンダ人とガーナ人はこちらからすると両者共アフリカ人だが、ルワンダ人の会話を聞いていると所々でガーナ人との違いが明らかになって面白い。 ホテルでは「エアコンがなくてファンだけだったけど、空気が循環するだけで涼しくならないじゃないか」、 レストランでは「辛いものが食べられないから唐辛子は抜いてくれ」「何?お茶を置いてない?」「ビールは温かいのを」 のように。 ルワンダ人がレストランでガーナ人のお姉さんを口説いていたのも興味深い光景だった。 さて、ルワンダからの視察団も大いに刺激を受けて帰ってもらったようだ。 今度9月にカンファレンスがあるようだから、そのタイミングで行けるかな。 さて、ラボに戻ると3Dプリンタの組み立てワークショップを開催した。 スティーブンになるべく生徒を巻き込んで欲しいという要望をもらっていたので、自分はなるべく手を動かさずに後ろから見ておくことにする。ほどなくアイザックとダグラスがリーダーシップをとって組み立てを指揮し始めた。生徒達は、2人の先輩の作業に色々と口を挟みながら組み立てに関わっている。キットは1つしかなくてみんなが組み立てられるわけではないので、こんな感じで進めて行けばいいだろう。 と、ここで問題が発生した。X,Y軸の組み立てが終わってフレームの組立てに移る際に、アクリルのカットパーツを一つ持ってきていないことに気づいたのだ。写真ではそのパーツは図示されていなかったので置いてきたが、後からテッドに聞いたところだと、自分たちが今組み立てているのは前のバージョンのため、その部品が必要らしい。 アクリルはラボにあるので、テッドにメッセージを送って該当部品のDXFファイルを送ってもらうことにする。日も暮れてきたので今日は解散ということにして、帰路に着いた。 家に着くと、また停電で電気が切れた。 さすがに連日のガイドは疲れたようで、ベッドに横になるとすぐに眠気がさして寝てしまった。 その後21時頃に電話が鳴っていることに気づく。知らない番号だから間違い電話っぽいし、眠いので切った。するとまたかかってくる。出てみると、電話口で誰かが話し合っている。スティーブンの声も聞こえるみたいだけど、寝ぼけていて状況がつかめず、しばらくして電話を切った。 … Continue reading

17. May 2014
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