Tag Archives for フフパウンダー
FabLabの環境の変化
2/24 (Tue) ・機械を使ってフフを作っている町工場を見に行った ・ここで使っているのは構想しているマシン(pounder)ではなく、milling typeと呼ばれるものだった ・引き出しを手で押し、ガソリン発動機で動く高速回転中のローラーにキャッサバを押し当てることでフフを作っていた ちなみに誘導電動機バージョンも新しく購入していた ・この工場では近隣の家庭やレストランにフフを供給している ・TTIの目の前にあるGod is Love Chop barという定食屋のフフもここで調達しているとのこと ここでの調理プロセスは衛生管理に衝撃を受けた 中国の食品工場が炎上するのもうなずける ・忙がしいのは主に日曜日 多い時で40セディくらい売れる ・興味深いのは、milling typeの機械で作ったフフは、もう一度poundする必要があるということ 発動機は急停止できないので、milling typeではフフの形状を整えることが出来ないのが理由 ・機械は自分で作ったわけではなく、親戚を通して購入したと言っていた 価格は不明 恐らく秘匿情報なので教えてくれなかった可能性もある ・fufu pounderの部材についてStephenと議論した結果、切断した角パイプの鋼材をアーク溶接するのが時間的に早そうだという結論になった ・溶接科のマルクス学科長に話を通しに行った ・1週間経ったが蛇口から水が出ない 今はハマターン(乾季)なので水道から水が出るのはだいたい1週間に1回らしいが ・アドミンの財務スタッフがFabLabにいたので挨拶すると、「ここで何してる」と冷淡な対応をされる あとで話を聞くとFabLabは新しく就任したTTIの理事会からの風当たりが強く、やれラボの電気代払えだの夜6時以降居座るな、などの嫌がらを受けている
レストランを見学
2/23 (Mon) ・フフの調理現場を武居さんとTTIの学生と地元のレストランに見に行く ・思ってた以上に調理方法はシンプルだった ・フフはキャッサバ&プランテーンを臼・杵でつく方法と、フフパウダーにお湯を入れて作る方法がある 大きい方のレストランでどういう風に作られているか、明日見に行く
停電からのリゾートホテル
2/22 (Sun) ・電気と水がありえないほど来ないのでリゾートホテルで一時的に過ごすことに ・快適な環境で作業がはかどる ・CNNを観ていたら今ガーナは歴史的な電力不足(energy crisis)らしい(現地語ではドゥムソ・ドゥムソと言う) ボルタ川から流入する世界最大級のアコソンボダムの水位が低下していることや、ナイジェリアからのガスパイプラインによるガス供給が滞っていることが主な原因らしい ・鉱山業界でもレイオフが進んでおり、産業界からの圧力も強まっている ・電力改善を求める大規模なデモも起こっている この問題を解決できない場合、与党NDCは来年の総選挙での敗退を免れないとの見方が強い
風邪でダウン
2/21 (Sat) 風邪でダウン 寝て体調を立て直すことに
そういうこともある
・早朝電気が来た ・モータドライバを実装した ・ネットでデータシートを検索しようと思ったらWi-Fiルーターが見当たらない ラボの人も手分けして手伝ってくれて探すと、何と生徒(FabLabメンバーではない)のかばんの中から出てきた ・副校長が飛んで出てきて該当の生徒を問いただすと、青ざめた顔で”Sir, please. I don’t know that….” とかすれ声で何度もつぶやいていた。 ・彼はルーターを持たされた状態で顔写真を撮影され、両親に連絡が行くことに。この辺のフローは日本の万引き通報と一緒なんだなと感心した。 ・バングラデシュでお手伝いを雇っていた時も、子供が財布から金を抜き取ることは日常茶飯事だったが、こういうのはなかなかやるせない。 ・この件は教員内のWhat’s upグループ(LINEグループではないとこが面白い)で共有されることになった ・機械科と筐体の加工を相談した結果、再設計をすることに 土日は製図に充てようと思う ・実は気づいてたけど風邪をひいたらしい 4℃のトルコから32℃のガーナへの移動はさすがにきつかったか 潜伏期間を考えるとマラリアではないと思われる