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電子部品街 Zongo Lane
Pocket Wi-Fi用のSIMはMarina Mall 1st Floor のAirtelカウンターで入手した 5GBで60セディ 安い Kantamanto market近くのZongo Laneに電子部品を買いに行った Audio部品のスペアが主か TV修理も見られた パワーMOSFETは手に入らなかった X社の経営企画部の部長が来週の火曜日に到着する JICAプロジェクトのX社の責任者 ・普通であれば海外営業部が担当するはずだが、なぜかバックオフィスの経営企画部が担当している やる気あるのか なぜX社がアフリカに入っているのか、と言う理由は2KR(2nd Kennedy Round: 食糧増産援助)で機材を入れていたから ODAでやる場合は価格を全く考える必要がないが、今回はCommercialでやるので、全く中国製に勝てる気がしない H社の社長が13日に来る
コンバインと吉幾三
パパイヤ、キャッサバ、メイズ、パイナップル、米 を見せてもらった 和野菜(トマト、きゅうり など)もトライしたが、うまくいかなかった?(トマトはうまくいった?) 敷地は13haある そのうち1haをJICAのプロジェクトで水田にする計画 あぜを作っていた お金の支払いでRichardともめていた 農場のフィールド試験サイトという名目で住居も作ってしまいたい。そうすると税金がかからない。 あとで目的変更して、とすると税金がかかる あの農場をフィールド拠点とする場合、宿舎があったほうがいいということだろう コンバインの故障はオーガの左旋回はできるが、右旋回ができない問題→モーター自体は生きている 電流制御器(Current regulator)が死んでる可能性? どこかにHブリッジ回路がある。そこのFETが死んでいる可能性もある。MOSFETが手に入ればHブリッジを自作できるけど、2SK、2SJ、2SA、2SC、2SD番台のFETは手にはいらないようだった 単純に接続が外れていて、電流が流れていない可能性もある Slow Blow Fuseは生きているっぽい 見た感じ どこかが短絡しているらしく、電源を入れるとケーブルが加熱する 配線を見直していくしか無い テスターを購入した 夜はカレーだった 吉幾三の演歌が流れていた 某社の部長は吉幾三に似ている 妻との雑談:ソフトウェアからしか参入できないと言っていた状況で、ハードウェアからできるのであれば、それに越したことはない
ハマターン去り火照る大地
アディスアベバ経由でアクラに到着。 アディスではいきなりゲートが変更になった iPad miniを機内に忘れた 取りに帰ったら、オフィスに届いていた 14:30くらいに家に行って、シャワーを浴びて横になったら、起きたら23:30だった 近藤さんは商社に務めていて、2KRの機材(ヤンマーのコンバイン等)の輸出に関わっていた コンゴのフェリックスにメールを送った
3年ぶりのインド
FAN3(The 3rd conference of Fablab Asian Network)でムンバイ、プネー、コーチンを訪問した。インドのクリエーター達と交流できたのが最大の収穫であり、また、FabLabの原型として名が通っているVigyan Ashramを訪問できたことも今後の活動を続ける上で参考になった。
可能性と不安
昨日は夜が遅かったが、8時過ぎに起きるとベンと話していて思いついたオンライン決済のアイディアを考えていた。口座と連動したモバイルマネーはあるのだろうかと思い、ガーナに住む人々に尋ねてみる。 また、クマシでアドさんと話していたときに、彼が電力計が欲しいと入っていたことをふと思い出した。 考えてみれば電力を測定することでおおよその電気代を知ることができるのだから、工場だけでなく、家庭でもニーズがありそうだ。手持ちの素材で電力計が作れないか調べてみる。 部屋で作業していると、ラティーフが早くラボに来いと連れ出しに来る。ラボに行くと次から次へと話しかけられて、作業が進まないのだが、まあ仕方がない。 ラボに着くと、ラティーフがLEDの看板を光らせるプログラムでつまづいているようだったので、コードを見て修正する。 そうしていると、スティーブンがラボの管理について話があるという。自分が以前持ってきたArduinoがなくなっていることや、機材の使い方の知識の継承がなされていないという点だ。 スティーブンに伝えると、エマニュエル先生にも話が行って、モデラの使い方をちゃんと共有せよという話になった。 トップダウンで指示がないと動けないのは、なかなか残念なことではある。また、自分の経験で言うと、指示があっても実際に動き出すのには時間がかかるだろう。 スティーブンにも3Dプリンタを含めた一通りの機材を教える必要があるだろうとも思う。今年の7月から9月は学校が休みとのことなので、その時期にUbuntuやModela、3Dプリンタの使い方を教えられたらと思う。インターネットがあるのだから、検索してどんどんやってほしいと思うのは酷なのだろうか。ドキュメンテーションの必要性を痛切に感じる。 ちなみに自分に頼まれたが持ってこれなかったレーザーカッターのミラーについては、なんとエピローグから無償で2個送られてきたらしい。MIT側は最初代金を払う予定だったそうだが、シェリーと連絡がとれなくなり、ダグラスがシェリーをCCせずに直接エピローグにリマインドしてみたら、すぐに送ってくれたとのことだ。なかなか粋な会社である。 また、ラボには3Dプリンタを修理してくれとばかりに、ケースから出されたPrusa i3が置いてあった。コントローラ基板を入れ替えるが、反応がない。ファームウェアを入れかれるとシリアル通信はできるようになったが、どうやらサーミスタからの信号をうまく読み取れていないようで、エラーが出ている。 交換が必要と判断し、明日アベル先生にサーミスタを提供してもらうことになる。 アベル先生については、持ってきた物品の手渡しと、代金の回収はスムーズに行うことが出来た。 全額をそろえて持ってきてもらったが、なぜ態度が急に変わったのか、と聞かれると、スティーブンに聞いたとは言えないので、適当にはぐらかすしかない。 自分はそこまで彼に貪欲さを感じないのだが、スティーブンたちは不公平だと感じているのだから、今回の対応は仕方ないと言える。次回からは銀行の送金を使ったほうがいい、というふうに提案してはおいた。 ラボで3Dプリンタの復旧作業を続けるていると、どこかで見たおじさんがやってきた。誰だっけ、と思っていると、スティーブンがこの方を覚えてる?と尋ねる。どこかでお会いしたような、というと、アブーと一緒に渦電流分離器のローターを切断しに行ったスピーカー会社の社長さんだった。ラボに来ているのを初めてみたので驚きだった。 自分が修理している3Dプリンタに興味をもったようで、もう一台作ったら自分に売ってくれという。彼はもともとファブラボでCNCの存在を知って自分の会社に導入してビジネスを広げた人だ。今回も3Dプリンタを使って何かをやってくれるかもしれないと、期待が広がる。彼の会社の人々や息子のフランシスに使い方を教えるのも、可能性がありそうだ。 夕方になって仕事を終えてスティーブンとラボの現状の話していると、依然として校長先生やアカウンタントのファブラボへの目線は厳しいとの話を聞く。驚いたのは、例えば今ファブラボで提供しているレーザーカットの代行で100セディ儲けたとすると、80セディは学校に持っていかれるということだ。理由を聞いてみると理解しかねるが、無料で電気使ってるのだから、その分よこせとのことらしい。年貢以上の圧政である。 他にも各学校にガーナ政府から42台ずつ小型のラップトップ(ネットブック)が支給されたそうだが、校長が棚に隠し持っていて生徒が自由に使うことはできず、さらには半分以上を紛失したと言っているとのことだ。スティーブンの見立てでは、現校長は定年後に自分の学校を建設するという野望があり、そのラップトップを自分の学校に持って行きたいのではないか、ということである。金にうるさくTTIからお金を巻き上げているのも、それが理由ではとのことだ。完全に狂っているが、自分にはどうしようもない。その後の迫害を恐れて、誰も内部告発できない状況のようだ。 あと2年は現在の校長が君臨するようで、じゃあその後はエマニュエル先生が校長になるのかと尋ねると、なんとエマニュエル先生は今年の5月で定年退官だそうだ。なんということだろうか。ファブラボの盾となってくれていたエマニュエル先生を失えば、上からの締め付けはさらにひどくなると予想される。厳しい期間がやってきそうだ。