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ガーナに帰還
一昨日アクラに到着し、タコラディのマーケットサークル周辺のホテルから書いています。 9ヶ月ぶりのガーナはそこまで変わった印象は受けなかった。 3年前の3月に来た時はもっと暑かったような気がしたが、まだ2月なのでこれから更に熱くなるのかもしれない。 そういえばコトカ空港の内部は少し変わっており、改善されていたと思う。 ジグザグに配置されていたブースは見通しが良くなり、金の無心がしにくくなっている様に思えた。 エボラ対策で検疫は強化されており、白衣を来たドクターのような人がサーモグラフィで一人ずつ体温チェックをしていた。 アクラでは今回もJICAの方にお世話になった。9ヶ月しか経っていないのに、娘さんが見違えるように言葉を話していた。人間の言語能力の獲得プロセスは興味深い。 今日から張り切って動いていこうと思う。
FabLabガーナへ
・FabLabガーナへ移動 メンバーと再会 ・いっつもは握手だが、今回はハグしてくれたことに感動する ちなみにガーナ流のハグは独特である ・水が絶望的に来ない 風呂はバケツに組んだ水を頭からかぶる感じ ・電気が絶望的に来ない 今日は一日中電気がなかった ラボの発電機(3年前に青木が寄贈したもの)を使うも、サージ電流防止のスタビライザが故障してるようで、途中で電流が来なくなった 電気は明朝6時(今)に復旧したが、いつまで持つかわからない ・個人電源としてインバータと大容量バッテリを購入することを考える 一応ラボのUPSを貸してもらった ・飲料水はビニール袋のパックに小分けされたものを飲む 15リットルで100円 ・その15lの水を担いで歩いてると、すれ違いの学生が持ってくれて家まで運んでくれた ガーナ・ホスピタリティ ・夜暗くてわかんないだろうと思って守衛さんに挨拶せずに通り過ぎようとしたら怒られた。常に誰かに見られているので気が抜けない ・機械科のクロード先生と筐体の製作について話し合う 亜鉛めっき鋼を機械化のワークショップで加工して作ろうという話になった ・フフの臼と杵をマーケットサークルに買いに行った 領収書くださいというと、「この市場では領収書なんか出さないよ。欲しかったらスーパーに行きな」と言われた。これがガーナの伝統的な商慣習である。 ・フフの杵を担いで街を歩いていたら、「チャイナマン!お前フフをつくのか?」と30人位に立て続けに言われた。同行していたラティーフが見かねて、「お前が杵を持ってるとみんなから話しかけられてめんどくさい」と、自分から杵を取った ・明日電気が復旧したら速攻でラボにいってハンダづけをすることにする
タコラディへ移動
2/18 移動日 アクラータコラディ陸路移動 ・エボラ熱への対策として人が集まる施設では消毒液が置かれている ただし使ってる人はあまりいない(そういえば空港での検疫も強化されてた) ・首都では物価が上がっている セディ安の影響もあるとのこと(両替したら1ドル=3.4セディだった 9ヶ月前は2.95セディ付近) ・アクラの不動産は売り手市場 賃貸の家賃相場はだいたいミニマムで月2,000ドルくらい しかも1年契約先払いなので、最低でも契約時に250万円払う必要がある この家賃でも水が出なかったり電気が来なかったりするからすごい ・西アフリカでは一般に車は定員まで乗客が揃ってから発車する 慣れて気にしてなかったけど2時間何もせずに車内で待つのは意味が無いので、今後は国内移動は飛行機にする ・タコラディに帰還した 4回目なのでかなり落ち着く アクラにも増して停電はひどそうだった 水無しの生活が予想されるので明日はバケツの調達から始める 夕日が綺麗だった
ガーナに安着
2/17 ガーナに安着 ・お世話になっているJICA職員と再会 ・首都アクラの停電がひどい 計画停電のパターンは24h停電-12h送電-12h停電 ・送電はもはやオプションであり、ひどいときは首都に全く電気が供給されない ・支払いを履行しない政府に業を煮やした配電公社が国会への電力供給を停止する有様